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zoom RSS 黒笑小説/東野圭吾

<<   作成日時 : 2006/05/15 16:52   >>

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黒笑小説
内容(「BOOK」データベースより)
偉そうな顔をしていても、作家だって俗物根性丸出し!俗物作家東野がヤケクソで描く、文壇事情など13の黒い笑い。

(感想)再読2回目
もうひとつの助走
 文学賞の選考を待つ寒川心五郎。担当編集者達は他の作家の待つ場所へいくためにあの手この手と対策を練るのだが・・・。 
あの後の寒川先生は事実を聞くことが出来たのか?まあ、オチ的には落選なのでしょうけど。下のほうにも登場しますしね。

巨乳妄想症候群
 見るもの総てが巨乳に!友人のタムラは「巨乳妄想症候群だな」というのだが・・・。 
正直、巨乳が嫌いな自分にとってはどうでもいい話なのだが、ほんとに男はそんなに巨乳が好きなんだろうか?なんであんな垂れてしまったような乳が好きになれるのか自分には解らない???。こういう事を書くと女性からは非難をあびそうですね。

インポグラ
 飲めばインポになる画期的な発明をした、意外な使い道から驚異的な売れ行きを示すのだが・・・。 
浮気するほどの甲斐性のない自分にはまったく縁のないお話だけど、結論からいうとほんとに女って恐いよね。ってことか、ほんとに男って脆いよねってこと?

みえすぎ
 一種の超能力の発現により普通の人には見えないほどの細かい粒子が見えてしまう。眼科である親父に相談すると、どうやら遺伝らしいのだが・・・。 
 ここまでいらないものまで見えてしまうと人生楽しくないだろう。しかし、これを足掛りに健康コンサルティングとか家屋のコンサルティングとか商売の道が見えてきそうなものだが・・・そこまで考えられないかなぁ。

モテモテ・スプレー
 モテないオーラチャンピオン級のタカシは、ある研究所を訪れスプレーを受け取るのだが・・・。 
博士の機転の素晴らしさには脱帽です。さすがにモテないオーラのチャンピオン。しかし、使われたタカシにとっては悲しい未来しかないのでしょうか・・・。

線香花火
小説灸英新人賞を受賞した熱海圭介。受賞と同時に会社を辞めて先生になりきってしまうのだが・・・。
 東野さんも受賞してすぐに会社を辞めてますが、線香花火ではなく、エッセイを含めて只今58連発打ち上げ花火状態。良かったぁ。ん?しかし、熱海圭介が目出度い男だとは思うのですが、これ、誰がモデル?ん・・・・あれぇ?

過去の人
 「線香花火」で主役の熱海圭介続編。 
しかし、ここまでの勘違いを真剣にできるとしたら相当なものですよ。
 まさか東野さん・・・ご経験が?

シンデレラ白夜行
 シンデレラは苛められ、しかし、王子さまとの一夜の夢。0時には帰らなければなりません。しっかりガラスの靴は置いてね。 
用意周到。神算鬼謀。深慮遠謀。見事な着地を見せております。
 シンデレラがきちんと唐沢雪穂と重なりました。

ストーカー入門
 突然別れを切り出され男・・・なぜか女は振られたらストーカーになるでしょう・・・・・と指南し始めるのだが・・・。
 最後のオチで彼女がなぜストーカーをさせたのか、その理由が解るかとも思ったのですが・・・。結局惚れた男がバカなのさってことなのかな?

臨界家族
 アニメキャラクターのヒロイングッズ、次から次へと発売購入を繰り返し・・・・・。 
今のグッズってこんな販売戦略が元にあるのなら、ほんとにアリ地獄ですね。
 甥も姪もそれほどアニメのキャラクターグッズなどは持っていませんが・・・やはりじいちゃん、ばあちゃんに育てられると見るものが違うのかなぁ。

笑わない男
 お笑いコンビが手違いから高級ホテルに宿泊することになる。翌日客を笑わせられなければクビといわれて奮起し、鉄火面のごときボーイを笑わせようと躍起になるのだが・・・。
 すいません。無茶苦茶笑いました。笑いのツボ、スイッチオン状態です。これ、映像化してもらいたいです。出来れば東野さんメガホン取ってください。
 「面白いご冗談を」ククッ

奇跡の一枚
 遥香はおせじにも美人には見えない女子大生、ところがゼミ旅行時の写真には一枚だけアイドルタレントのような顔で写っていた。奇跡の一枚がもたらす物語とは・・・。
どうしても心温まる話がひとつはあるんですが。東野さんであれば、もう少し突っ込んだ泣きがあるような気もするのですが・・・。

選考会
寒川心五郎のもとに灸英社推理小説新人賞の選考委員の話が舞い込み引き受けるのだが・・・。
こういう事は現実にあることだと思います。自分もそれなりに色々な決断をしなければならない立場にありますが・・・。でも、なんというか・・・やりきれない思いになりました。まだ、直木賞受賞前での作品としては、東野さんらしくない。としか思えない話です。笑えない。

 「怪笑小説」「毒笑小説」に続いて出た笑いの殿堂。
 今回のお話群は笑っていいのか自虐趣味なのか、なんとも言えないところです。笑わない男にちょっとはまって楽しい気分で終わりたいと思います。
 それと、「虚無僧探偵ゾフィー」ぜひ読んでみたいものです。ええと発売いつですか?
黒笑小説

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「黒笑小説」を再読
東野圭吾さんの『黒笑小説』を再読。帯の文句が辛らつです。「偉そうな顔をしていても、作家だって俗物根性丸出し!」と切り出し、「俗物作家東野がヤケクソで描く、文壇事情など13の黒い笑い」と括っています。カバ... ...続きを見る
Gotaku*Log
2006/08/26 23:20

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
カイさん、今晩は。

文壇ネタは、複雑な気分にさせられますね。
私も「笑わない男」はツボでした。^^
『虚無僧探偵ゾフィー』は是非にも読ませていただきものですが、永遠の待ちぼうけに終わりそうな気がしませんか?
眠り猫
URL
2006/08/26 23:35
眠り猫さん、おはようございます。
>永遠の待ちぼうけに終わりそうな気がしませんか?
しそうですね。
それでも楽しみな待ちぼうけは一向にかまいません。遠足も待っている間が一番楽しいものですからね。
カイ
2006/08/27 07:33

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