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zoom RSS 放課後/東野圭吾

<<   作成日時 : 2006/05/09 18:00   >>

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放課後
あらすじ(「BOOK」データベースより)
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将―犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が…。乱歩賞受賞の青春推理。

(ネタバレ・感想)再読3回目
 本書を手にした21年前・・・・・。

 その頃は乱歩賞受賞者の西村京太郎さんや仁木悦子さんをずっと読んでいましたが、ちょうど西村さんが初期の社会派ミステリーや本格推理からトラベルミステリーに転換し始めた時期でもあり、西村さんの新刊はもう読めないなぁと思い始めていたときでしたね・・・。

 遠藤周作氏が絶賛されているみたいなことが帯に書いてあった気がしますが(うろ覚え)正直なところはなんとなく手にとったんです、自分も若かったからなのかなぁ・・・・・これがまた、面白かったんですよねぇ。

 当時の読んだ時の感想は正確には記憶していません。
 ただ面白かった。
 他に覚えているのは、東野さんの他の作品ないのか?という思いだけでした。まぁ当然ありませんでしたけど・・・・・。

 東野さんがデビューして10年目かに再読したときは、ああこんなだったなぁ。面白いのになんで人気が出ないのかなぁと不思議な気分でしたね。当時周りに東野さんを紹介しても誰も読んでくれませんでしたからね。
 実際人気が出てきてるなぁと感じたのはやはり「秘密」以降ではないかという気がしますが、これも自分の主観なので多々異論のある方もおられるでしょう。

 再読するに際してこの頃の批評サイトを色々見ました。
 「動機がねぇ」「こんな事で人を殺すのかぁ」といった不満が結構目立ちますね。
 「駄作」と斬ってすてる人までいるのにはちょっと怒りを感じましたね。しかし、殺人動機にまではなりませんがね。

 自分は宮坂恵美の様に女性ではないので彼女の気持ちを察することは正直できません。しかし、昨今見られる実在の犯罪の中にはもっとあきれる様な動機もあります。
 ただ怒られたからとか、門限を遅くしてくれないからとか、正直自分にはこの様な動機よりは、はるかに動機らしく思います。
 覗かれた事自体が発端にあるわけですが、それからの生活を毎日のように蹂躙される感覚を味わったのです。
 そして、そこから逃げなければ自分が死ぬことになる処まで追い込まれたのです。
 ある意味自己防衛としての殺人ではないかと解釈していますが・・・・・。

 ただ・・・この動機は本人がそう思っているだけかもしれない。真実は何もなかったのかも・・・・。というオチが怖いのですが・・・。

 しかし、2006野生時代2月号のインタビューでは「えっ、こんなことで殺すかよ」と思うような話を書きたかった。そして、まんまと非難されました。と答えられていますので、非難している人はまんまと術中におちいった?ことになるのかな?

 直木賞も受賞したことで、21年間ファンであって良かった。と思う今日この頃ですが、
 その東野さんのファンになるきっかけとなった「放課後」
 確かに傑作ではないかもしれませんが、秀作ではあると思います。
 
放課後 (講談社文庫)

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