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zoom RSS ブルータスの心臓/東野圭吾

<<   作成日時 : 2006/06/12 10:06   >>

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ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー
内容(「BOOK」データベースより)
産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ…。大阪・名古屋・東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした。傑作長編推理。

(ネタバレ・感想)再読3回目
 再読するたびに色褪せていく。
 色褪せているのは小説の内容がということではなく、時代背景が、である。
 ただこの本は、読んだ時代をほんとに思い出させてくれる本である。
 若気のいたりというか、派手なことがいっぱいできたし、色々なことをすべてやれる!と夢を持てた時代だったのかもしれない。

 主人公である末長拓也の野望は今の時代では意外とそぐわないものでしょうか?
 読んでいた1989年当初では当然だった時代。
 確かに人を殺してなどとはならないのですが、上を目指すことが当たり前の上昇志向優先。
 高度経済成長の末期ではあったでしょうが、思い起こせばあの頃が一番楽しく感じられていたのかも・・・・・なんて考えてしまう。
 確かに3日間ぐらい寝なくてもなんとかやっていってたのだから・・・。

 但し、この主人公自身に共感は出来ない。それは昔も今も変わらず同じなのだが・・・。
 
 本書は完全犯罪殺人リレーという副題がついたのだが、途中からは誰の主導の下にリレーが継続されているのかどんどん解らなくなってくる。
 サスペンス調の小説としてはかなり好きな展開で読み出すとどうなる?どうなる?とページをめくらずにはいられなくなってしまう。
 色々な人々の想いの終着点は裏切り?

 「ブルータス!おまえもか!」の言葉が聞こえてきそうなエンディング・・・・・。
 この時代にあれば、主人公にとって別の人生も模索できたのかな?といまさらながらに考えてしまうのである。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
読みました。最初の死体リレーの設定からして面白かったです。最後はなるほどと思いましたが私もよく派遣でよく工場で働いていたから人間のロボット感がリアルに感じました。技術者のプライドもいいけど人間らしい職場環境もね。最近の社会問題化する派遣会社の記事目にする度思いますね
福田浩司賞味大臣
2008/08/03 22:11

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