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zoom RSS 美奈の殺人/太田忠司

<<   作成日時 : 2006/06/29 06:46   >>

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美奈の殺人
内容(「BOOK」データベースより)
こんがり焼けた肌、すらりと伸びた脚と長い髪。夕暮れの海辺で出会った美少女の名は美奈。彼女との出会いが、僕の17歳の夏を狂わせていく。二つの殺人そして奇妙な誘拐劇―得体の知れぬ陰謀に巻き込まれた僕を待っていた事件の真相とは。期待の俊英が放つ、青春の危険な香りに満ちた“愛”のミステリー。

(ネタバレ・感想)再読
 1990年の作品です。
 「僕の殺人」に続く3部作第2弾?だと思います。
 内容はすっかり忘れていましたが、懐かしく読みました。
 当時何が自分の心を捉えて離さなかったのか、今回再読してみると、読んでいる最中には正直わかりませんでしたね。
 当時は本書を読んでかなり切ない気持ちを抱いた記憶があったのですが・・・。
 
 もう若くないということなんでしょうかねぇ。前作は自分探し、今回も自分探しなのかなぁ。
 トリックが大胆とか奇抜なアイデアとかではなく、アイデンティティに訴えるものがあるのでしょうね。
 成長していく教授=塔魔巣の青春のなかで、なぜ人は生まれてきたのか?なぜ自分はここにいるのか?を考え成長していく姿をミステリという媒体を利用して表現しているようです。

 美奈は親が自分達の都合だけで自分を産み落とし、そして、愛されない子であったと語る。 確かに子は親を選べない、そこに、生まれてきた意味など見出しようもないのだろう。
 だが、その後の人生はどうだろうか?親が悪い、世間が悪いと罵ってみたところで、自分の存在意義など生まれてはこないのだ。
 だからこそ、唯一絶対的な自分を人生において証明していかなけばならないのではないだろうか。
 
 「生まれてきたことになど意味はない。だが、人生には意味がある。」

 作者である太田忠司さんのあとがきの言葉であるが、確かにそうだと思ったのだ、この本書を読んで、自分がどう生きていくべきかを真剣に考えた時でもあったなぁと思いだした。
 もう40も手前になりながら、今再読したことは天啓なのかもしれない。

 自分は、なぜ生まれてきたのか。
 なぜ、ここにいるのだろうか・・・・・。
美奈の殺人 (講談社文庫)

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