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zoom RSS 水の迷宮/石持浅海

<<   作成日時 : 2006/06/30 06:46   >>

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水の迷宮
内容(「BOOK」データベースより)
三年前、不慮の死を遂げた片山の命日に事件は起きた。首都圏の人気スポット・羽田国際環境水族館に届いた一通のメール。そして、展示生物を狙った攻撃が始まった。姿なき犯人の意図は何か?自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人事件が起きた!―すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。

(ネタバレ・感想)
 長かったですねぇ。読み終わるまでに2ヶ月を費やしてしまいました。
 謎解きに入ってからは、さくさくと進んだのですが、それまではちょっと読んでは別の本、ちょっと読んでは別の本と中々先に進めませんでした。

 これも「扉は・・・」「セリヌンティウス・・」ときたのが原因かなぁ。
 3つの中で本作が一番自分にはあってるなと読み終えて感じました。
 が相変わらず謎解きというか、解決編というかがいちいち回りくどい?いやしつこい?う〜んなんだろうなぁ。読んでて同じことを何度も確認させられている感じがしてしまうのだが・・・。自分の読解力のなさなのかなぁ・・・。

 と言いながらも本書の表紙は幻想的で 胸を打つ感動と美しい謎。という感じは解らないでもないです。

 「すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う」

 全体的にはストーリー性、本格系としての謎解きも申し分ないと思います。
 だが、たったひとつこんなご都合主義でいいのかと思わざるをえない点が・・・。

 ラストです。
 誰もなしえない様な壮大な夢のために片山は命を落とし、それを償うために大島も引き継ごうとするがまたしても命を落とす。

 罪はどこへいってしまったのか?館員総てが共謀して罪そのものは夢のためだから・・・。
 片山のためだから・・・。
 許されることですか?
 罪を背負って生きていくと言えばカッコイイように見えるが、犯罪を隠蔽してさえも尚光り輝くほどの行動を彼等がしているようには思えない。

 遠大な計画から形づくられた素敵な水族館は犯罪者の立てこもる館にしか見えない。
 せっかく素晴らしい本だったなぁと思った矢先にこれでは・・・。

 ラストだけは胸を打つ怒りがわたしを襲う。
水の迷宮 (カッパノベルス)

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(書評)水の迷宮
著者:石持浅海 水の迷宮価格:¥ 890(税込)発売日:2004-10-20 夏 ...続きを見る
たこの感想文
2006/10/03 23:20

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