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zoom RSS 十字屋敷のピエロ/東野圭吾

<<   作成日時 : 2006/06/05 08:22   >>

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十字屋敷のピエロ
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。

(ネタバレ・感想)再読3回目
 もう17年も前の作品ですが、この本が非常に好きです。初めて読んだ時にちょうど家にピエロの人形があり本とは関係がないのですが妙に嬉しくて、それを題材に詩を書いてみたりもしました。
 どんでん返しの妙を味わえることも登場人物たちのキャラクター性や永劫性も非常に良いのです。

 何回も読んでいると作中の言葉にニヤリとさせられる場面が多くなります。

 「そうなんです。あたしたちには、あたしたちなりのやり方があるんです。両足が自由に動く人たちよりも、ずっと巧いやり方が。・・・・・」
 この佳織の言葉、当初読んだときも妙に不釣合いで違和感があったのですが、これが最後の真犯人への伏線として用意されていたのかなぁなんて再読で気がつくことは多いですね。

 この発売の前年あたりから‘新本格’とよばれる人たちが続々とデビューし始めており、かなり比較されたようですが・・・。
 インタビュー記事では、「それに便乗して出したと思われるのが嫌で出版をずらしたにもかかわらず、やはり便乗したといわれて悔しかった」と答えられていましたので・・・。

 にもかかわらず、それからはこういう本格系は少なくなりましたね。
 あるインタビューでは、「自分のポジションはここではないなと解ってきた頃でした。」と答えておられますから、もう次はないのでしょうかねぇ・・・。
 寂しいかぎりです。

 直木賞を「容疑者Xの献身」のようなミステリで受賞したお祝いに続編を切に願いたいのですが・・・。

本書刊行当初の著者の言葉
不思議な物語は三つ生まれました。これはその一つめです。

 私は一読者として、今でも残り二つを待っています・・・。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

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