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zoom RSS 魔球/東野圭吾

<<   作成日時 : 2006/07/02 08:49   >>

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魔球
内容(「BOOK」データベースより)
9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。

(ネタバレ・感想)再読3回目
 「放課後」以前の江戸川乱歩賞最終候補作。

 昭和39年頃の時代設定によるのでしょうね。
 正直ここまで真の強い高校生など本当にいるのかと、ちょっと突っ込みを入れたくなるような人物 須田武志ですが、当時はどうだったのでしょうか。こういう若者があふれていたんでしょうか。
 応募当初はその当時の現代設定だったものを、刊行時に時代設定を変更したということですが、確かに東野さんも言われる通り変更して正解のような気がしますね。
 
 この話は家族愛の話であろうか。
 血の繋がりではない、心の繋がりだ。
 刊行された昭和63年というときではまだそれほど失われた、忘れ去られた想いとは感じずに読めた本書だった。

 だが、今読み返すからこそ、重くそして失われ始めている‘思いやり’を深く考えさせられる物語として読める気がする。

 現代は病に侵されながら、さらに新種のウィルスに感染されるがごとく荒廃の一途をたどっているのでは?と思わされるニュース、記事が氾濫している。
 誰も責任を取らないニュース、責任のとりようのない現代社会では・・・。
 
 ほんの少し自分の個の部分を抑える心が養えれば、須田武志ほどとはいかずとも、ちょっとだけ相手のことを考えれる気持ちがもてたら・・・。

 世の中は違った未来図を手に入れられるだろうか・・・。

 今回読んだのは4度目だが、読むほどに世相を考えてしまうのだ。そして、読めば読むほどに傑作に近づいて行くのだ。
 良いことなんだか悪いことなんだか・・・ハア。
魔球 (講談社文庫)

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