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zoom RSS カタコンベ/神山裕右

<<   作成日時 : 2007/09/16 22:54   >>

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カタコンベ (講談社文庫)
(内容紹介)
リミットは水没するまでの5時間
洞窟に閉じ込められた調査隊が危ない!「贖罪」の思いを胸に、単身、救助に向かった青年を襲う「殺人者」の恐怖。
史上最年少24歳3ヵ月!第50回江戸川乱歩賞受賞作
<選評より>
・物語の大半が洞窟の闇の中で展開されるという、なかなかに魅力的な枠組みを持った野心作。綾辻行人氏
・ケイビングを取り上げた着想は面白いし、洞窟からの脱出劇はB級のハリウッド映画を観ているような感覚もあって楽しい。井上夢人氏
・パワーと熱気に満ち、洞窟内でのパニックシーンは迫力にあふれる。逢坂剛氏
・作者自身が物語を楽しみ、かつ読者をもてなそうという意気込みが随所から感じられた。真保裕一氏
・他の作品からは感じられなかった「ワクワク感」があった。乃南アサ氏

(ネタバレ・感想)
 第50回江戸川乱歩賞受賞作。
 24歳3か月、史上最年少受賞・・・だそうである。まぁ年齢で書くわけではないでしょうから、ことさら強調することでも・・・あるかな。

 当時の発表時期には冒険要素が強いとのことで読まなかったのだが、どうしてどうしてさすが乱歩賞を受賞しただけあって中々楽しめる作品でしたね。
 ケイビングというものがあることすら知らなかったことが楽しさを倍増させた感じもありますね。
 ただ、三人称多視点で描かれていく手法は、結構紛らわしく前半に登場する人数の多さにちょっとわかりづらさを感じましたね。
 だからといって面白さが薄れるわけではありませんがね。
 
 確かにミステリー色よりは、サスペンス?アドベンチャー?なのか、しかし、選評にも有る通り洞窟からの脱出劇はかなりワクワクしながら読みました。
 地底の描写はおそらくかなり秀逸なものではないかと思います。
 職業柄、地層だの岩盤だのは日常見あきているぐらいなのに、本書から想像されるそれは全く違う自然の凶器そのものでしたね。

 「作家にはまことしやかに
 嘘をつく能力が必要とされるが、
 その意味では、
 神山裕右は
 稀代の嘘つきである」                               解説より

 帯にしるされた、この言葉がなにを意味するのか相当興味津々だったのですが、ケイビングや地底洞窟の描写が素晴らしいだけに、本書に対しての驚きは最後の解説にありました。
 確かに神山裕右は素晴らしい嘘つきでありました。
 
カタコンベ (講談社文庫)

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