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zoom RSS 一応の推定/広川純

<<   作成日時 : 2007/09/22 23:50   >>

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一応の推定
内容(「BOOK」データベースより)
轢死した老人は事故死だったのか、それとも愛しい孫娘のために自殺したのか。ベテラン保険調査員・村越の執念の調査行が、二転三転の末にたどり着いた真実とは?第13回松本清張賞受賞作品。

(ネタバレ・感想)
‘まさに松本清張を彷彿とさせる傑作ミステリー!’

 この帯の言葉につられて読んだはずなのだが、ようく思い出してみても松本清張の作品が思い浮かばない。
 もう25,6年前に数冊読んだ記憶はあるんだけど、内容の記憶がまったくないのだ。
 じゃあなんで買ったんや!てな感じですが、読んでみた雰囲気から思い出されたのは初期の西村京太郎さんの作品ばかりでしたね。

 まぁ、西村さんの初期作品には、かなりはまって読みましたからねぇ、こういう主人公が延々と疑問を探し続けて解明していく小説も好きなんで、本作もそれなりに楽しめたと思うのですが、まさに松本清張という元をもう少し読むべきなんでしょうね。
 文章はほんとに地味なんですが、描写がしっかりしているのか、著者が60歳で新人という熟練の技なのかほんとに読ませますね。
 ついこの間も60歳で新人(こちらは女性)の天野節子さんの作品を読んだばかりだったのですが、今流行りなんでしょうか?60歳デビューって・・・。

 ただ作者は、保険調査会社に在籍後独立しているのでこういう内幕に詳しいのだろうけど、本当に主人公のような調査員が存在するだろうか?
 自分は保険会社をあまり信用できていない。事実これまで3社保険会社を変えているのだが、ここまで親身になる人を見たことがない。
 ようはどこも一緒で真実を考えているわけではなく、払うか払わないかしか考えてないとしか行動が映ってこないのだが・・・。
 こんな調査員がいる会社なら保険をお願いしたいところだが・・・。期待したいところである。
 
 内容としては非常に良かったのだが、ちょっとしたクレームが本書に対してはある。
 自分の出身地は島根県である。また、赤碕町には8年住んでいたのでそのあたりには詳しいのだが、「島根県米子市」という場所は存在しない。鳥取県米子市である。
 また赤碕駅前に、駐在所があるがごとき文章も出てくるのだが、赤碕駅前に駐在所はない。隣の八橋駅前にならあるんですがね。
 とまぁ小説の内容からはどうでもいいことなのだが、知っているだけになんとも気分が悪くなった部分である。前者は単純な間違いで後者は流れとして必要とした感じはあるのだが、前者の間違いは誰も気づかなかったのか?と寂しい限りである。
一応の推定

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