UNKNOWN /古処誠二

UNKNOWN
あらすじ(Amazon「BOOK」データベースより)
侵入不可能なはずの部屋の中に何故か盗聴器が仕掛けられた。密室の謎に挑むのは防諜のエキスパート・防衛部調査班の朝香二尉。犯人の残した微かな痕跡から、朝香は事件の全容を描き出す。完璧に張り巡らされた伏線!重厚なテーマ性!リアリティ溢れる描写力!!熱く、そして端正な本格ミステリが登場した。第14回メフィスト賞受賞作。

(感想)
元自衛官という強みか、かなり詳しく内部のことが書かれています。
 重いテーマを軽い文体でさらっとしている点は奇妙な・・・アンバランスな感覚も受けますが、防衛部調査班の朝香二尉の人となりが和やかさを印象ずけるのでしょうか、非常に好感がもてます。

 殺人のおきないミステリーとはいったいどんなものなのかと本を取ったのですが、以外に読ませます。
 古処さんはこれを担当者が読み「本格物してるじゃないですか」との見解に「本格物って?」と答えたという逸話の持ち主で、本人は「本格」という概念がなかったというのですから驚きですね。

 私には○等陸曹の友人がいるため、以外に自衛隊のことを嫌う部分はないのですが、やはり周りの目は違うのでしょうか?
 読後、自衛隊に対しての認識がちょっとでも変われば幸いですが・・・。


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